車庫の届出と車庫証明の違い

 

広島県福山市で相続・後見業務を中心に行っております行政書士の藤井吉彦です。

 

 

 

今日、大阪の行政書士の先生より軽自動車の「車庫の届出」に関する申請書類一式が届きました。

 

 

なぜ、大阪の先生からそのような書類が届いたかというと…
ある会社の支店が福山市にあり、そこで使う営業車（軽自動車）の車庫の届出を福山東署警察署にしてほしいとの依頼があり、必要書類が送られてきたというわけです。

 

 

 

↑車庫証明申請書

 

 

 

では「車庫の届出」とはどういうものか？
またそれとよく似た「車庫証明」というものはどういうものか？
について、ご説明いたします。

 

 

 

「車庫の届出」とは…
軽自動車の場合の手続きで、軽自動車検査協会で検査・名義変更によるナンバープレートを取得した後に管轄の警察署に行う車庫の届出（ナンバー取得後でよい）
「車庫の届出」はナンバー取得後15日以内に届出すればよく、あくまでも届出なので、届出受理日の翌日には「保管場所標章（ステッカー）」が交付されます。

 

 

 

これに対して、
「車庫証明」とは…
普通自動車・小型自動車の場合の手続きにおいて、自動車を陸運局で登録する際には車庫証明書の提出が必要となるので、陸運局へ登録に行く前に行う手続き（ナンバー取得前に必要）
「車庫証明」は申請受理後、現地の調査等が行われるので、申請後約1週間後に「保管場所証明」と「保管場所標章（ステッカー）」が交付されます。

 

 

 

 

↑車庫証明標章（ステッカー）

 

 

 

当事務所は、車庫の届出・車庫証明の申請手続きも承っております。
ぜひ、お気軽にお問合せ下さい‼